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六所皇大神宮（ろくしょこうたいじんぐう）
六所皇大神宮（ろくしょこうたいじんぐう）は筑波山・ご神体山の南麓に位置している、神宮です。
六所皇大神宮は御社殿がありません。 「六所皇大神宮・霊跡地」として神様が宿れている聖域です。 今は訪れる参拝者はほとんどいないところですが、意識のレベルは９９８ポイントと、最も高い聖地です。 沢山の人々に知られずにひっそりと建っている、神社。 訪れるのでしたら、今のうちかも知れません。
六所皇大神宮 正面の鳥居 撮影 平成26年4月21日
そもそも、創建年代がわからないような古い歴史をもった神社はひとつの共通点があります。
神社の元は社殿などの人工物ではなく、巨石とか巨木などの自然物であることです。
山自体を神が降臨したところとてして、「聖地」として、御神体としているところもあります。
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六所皇大神社もおそらくは、筑波山を御神体として遥拝する場所であったのが始まりで、その後左図のような社殿も造られました。
これも、明治４１年、明治政府による神社統廃合で六所皇太神宮は廃社となってしまいました。
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六所皇大神宮・廃社前の社殿の様子 |
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六所皇大神宮・聖域復興
大正始め、奣照修徳会（おうしょうしゅうとくかい） 初代会長
高木福太郎は筑波地方への総山詣（巡峰行）の折、天照大神ゆかりの六所神社が見るかげもなく荒廃し、変わり果てた有様に驚き強く心を傷め、会員と図り、地元の人々とも協議を重ね、旧跡地の復興を首唱。以来霊跡地の整備保存に尽力して来ました。
伝統を受け伝えるため毎年4月10日、当地にて御祭神鎮座の例大祭「六所大祭」を執行しています。
また天照皇大神の御更衣御神体は東京の奣照修徳会本部に奉遷され春秋の2回（4月11日と11月11日）神御衣祭の式典を執行し、今日なお、古式にのっとり伝承されております。
（現地の冊子・主管：奣照修徳会から）
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六所皇大神宮・復興後の全体図
「六所皇大神宮・霊跡地」として神様が宿れている聖域として、とても清々しさを感じるところです。 とくに、左右にある小路をあるくことをお勧めします。
六所皇大神宮・全体図
（現地の冊子・主管：奣照修徳会から）
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六所皇大神宮・最高位置のイワクラ
左右に小路が整備されており、これを約１０分ほど登りきった先に巨石があります。 これは、祭祀を行ったイワクラ跡であると思われます。 六所皇大神宮にお越しの祭は是非このイワクラまで頑張って登っていただきたいと思います。
六所皇大神宮・最も高いレベルのところがこのイワクラです
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六所皇大神宮・イワクラからは、絶景が広がります
（イワクラ大好き女史達と地元のYさんご夫婦 撮影平成26年4月21日）
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六所皇大神宮の由来
当地は、筑波地方の総社として神武天皇4年（紀元前657年）創建されたと言われる六所神社（六所皇大神宮）の霊跡地です。 人皇九代開化天皇28年（紀元前130年）正月、筑波の神主に勅して祭事を定め、夏至と冬至には、当社と筑波山上の宮との間に御座替祭が執行され、そこで筑波山里の宮とも男女神御座替の宮とも呼ばれました。
現在は筑波山神社の御座替祭として継承されています。この時、神様の御衣の御着せ替えも行い、この祭は神御衣祭と呼ばれ、東京の奣照修徳会にて継承されています。 同神社は、伊勢大廟の御分社として御所大神宮、六所皇大神宮と称され、伊勢の代拝所として多くの人々の崇敬を集める宮でした。
（現地の冊子・主管：奣照修徳会から）
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六所皇太神宮・動画
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六所皇大神宮へのアクセス方法
六所皇大神宮の聖域は御神体山・筑波山の南麓に位置しており、すこし小高くなっています。 この一帯を「宮山」と呼ばれています。 すぐとなりには「お宝山」があり、間を流れる小川が「小鈴川」です。 「小鈴川」は六所皇大神宮のすぐ脇を流れています。
六所へは：
■ 電車・バス
先ずは「筑波山口」を目指してください。
A：東京駅八重洲口（高速バス） ー つくばセンター → 路線バス 筑波山口
B：秋葉原駅（つくばエクスプレス） ー つくば駅 → 路線バス 筑波山口
筑波山口 からタクシーで約１０分です
■ 車：
常盤高速 土浦北インター下車 → つくば方面国道１２５号
→ 内町下交差点を直進して県道１４号へ → JOMOガソリンスタンド右折 道なりへ進む
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