如意寺、神戸市西区櫨谷町、法道仙人のゆらりのお寺ご案内

     
 

如意寺

 
 

にょい・じ

 
 

 

写真:如意寺の三重塔

撮影:平成27年5月14日

 

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如意寺・神戸市西区櫨谷町谷口

東経135度線の聖地情報を模索していたおかちゃんは、普段なら「お寺」はスキップしてしまうのですが、どうしても気になるお寺を発見。 その発端となったのは次の西神ニュータウン研究会からの一文です。

如意寺(21番札所)
645年、法道仙人により建立されたと伝える、山あいの谷間にひっそりとたたずむ、歴史のあるお寺です。 山門は伽藍からずいぶんと離れていて、往時の広さがしのばれます。 文殊堂(1453年)、阿弥陀堂(鎌倉初期)、三重塔(1385年)が重要文化財に指定されています。

135度を調べてみると、いたるところに「法道仙人(もしくは法道上人)」の建立したと思われるお寺、聖地が現れます。 そこで、この法道仙人は何者なのか?と興味を持ち、いろいろな資料を調べてみると、驚愕のことが 書かれています。 全ては言い伝えですので、事実ではなくまるでおとぎ話であるとしております、まるで神話の世界です。

所在地: 神戸市西区櫨谷町谷口259

 
 

如意寺の入り口からの全景

 
 
 
 

如意寺と法道仙人

播磨国の法華山一乗寺(加西市)を中心として十一面観音信仰を伝えたという仙人。 天竺の霊鷲山(りようじゆせん)の五百持明仙の一人で,孝徳天皇(在位645‐654)のころ日本に渡来したという伝説上の人物です。

雲に乗って天竺から飛来

 

このふるい時代に遠いインドから東の端にある日本までをどうやって、来たのでしょうか?? 

なんと、言い伝えによれば「法道仙人は、天竺(インド)から紫の雲に乗って飛来した」とあります。

 
 

鎌倉時代の「元亨釈書(げんこうしゃくしょ)」という書物によれば、法道仙人は天竺、つまり今のインドに住んでいたが、紫の雲に乗って中国、百済を経て日本へ飛来、播州賀茂郡(兵庫県加西市)に八葉蓮華(8枚の花弁をもつハスの花)の形をした霊山を見出したので、そこへ降り立ち、法華経の霊山という意味で「法華山」と号したという。

 
 

法道仙人(麻耶山・天上寺にある仙人の像)

 
 
 
 

法道仙人・空鉢仙人(からはちせんにん)

法道仙人は「空鉢仙人」と呼ばれ、播磨の地方では口伝で言い伝えられた伝説の人です。 神通力で鉢を飛ばし、米などの供物を得ていたため、「空鉢仙人」と呼ばれていた。 今でいう、超能力の使い手であった法道仙人は、まるで「空鉢(からはち)」をわが子のように自由自在に操り、空を飛ばし、必要な供物を集めたといわれています。 法道仙人は、いつも山に座ってお経を読みながら、この鉢を飛ばして人々にお供え物を入れてもらうことをしておりました。

仙人の鉢がやってくると、人々はわれ先にいろいろなお供え物を鉢に入れます。 すると鉢はまるで生き物のようにすうっと空を飛んで、仙人の元へと帰ってゆくのでした。高砂(たかさご)の生石神社(おうしこじんじゃ)の大神も、その鉢を招いては石の上に置き、お供え物をささげたといいます。 この話しは人々の間で噂となり、結果的には法道仙人は、多くの人からしたわれ、仏の教えを広めてゆきました。

この法道仙人の評判は都へも広まり、白雉元年(650年)、時の帝である孝徳天皇の勅命により法道に建てさせたのが一乗寺であるという。 法道仙人開基伝承をもつ寺院は合計100社以上にも上り、これらは兵庫県東部地域(播磨地域)に集中しております。 この中の一つに「如意寺」があります。

 
 

法道仙人と米俵事件

藤井さんという名の船頭が瀬戸内の海を航海していた一艘(いっそう)の船おりました。 この船には税として集められたお米俵が積んでありました。 それは、今から1365年ほど前の大化元年のことだったといいます。

この船のところに空から空鉢が飛んで来ました。 「仙人さま、この米俵は税として都へもってゆく米です。 おれが勝手に、差し上げることは出来ません」。 と船頭の藤井さんがそう言うと、鉢は空っぽのままどこかへ飛び去ってゆきました。  

ところが、その鉢に続くように、船に積んである米俵が、次々と飛んでゆくではありませんか。船頭はびっくりして、必死にあとを追いかけました。  鉢と米俵は、まるで雁(かり)の群れのように空を飛んで、法華山までやってきました。 あとを追いかけてきた船頭は、息を切らせて法道仙人の庵(いおり)にかけつけると、わけを話して、米俵を返してくれるようにたのみました。 法道仙人は笑って許し、もう一度米俵を飛ばして船に戻してやりました。

ところがこのとき、どうしたわけか一俵だけが途中で落ちてしまいました。 米俵が堕(お)ちたというので、そこは「米堕村(よねだむら)」と呼ばれるようになったそうです。

 
 

法道仙人と意識レベル

雲に乗って外国から日本へ飛来したという法道仙人。 空鉢を飛ばして、供物を得ていた法道仙人。 現代人からみると「うそッ」と決め付けられてしまって相手にされません。 空想、嘘事として処理する前に、おかちゃんは法道仙人の意識レベルを測定してみました。

● 法道仙人 意識レベル 832ポイント

832ポイントというと、突出したとんでもない高いレベルです。 通常、700ポイント以上になると様々な超能力、神通力が使えるようになると言われています。 その超能力とは:

  • ヒーリング力 (人の病気を治す能力)

  • 物質化の力 (なにもない状態から、イメージしたものが物質化現象を起こす)

  • 分身の術 (自分が何人も違う場所にいる)

  • 瞬間移動 (時空と超えて、移動できる)

  • 予知能力 (未来に起こることがわかる)

  • 雲に乗れる 

  • 等々、、、

法道仙人もこのような現代からみると「超能力」が使える人、昔の人はこのことを「神通力・じんつうりき」と言いました。 もしかしたら、法道仙人と彼の使った神通力は本当の事だった可能性があります。

 
 
 
 

如意寺三重塔・国指定重要文化財

如意寺でその存在感をはなっているのが如意寺・三重塔です。 山並みの中に建っているこの三重の塔はとても美しく、自然に溶け込んでいます。 建立の時代がはっきりとわかってはいないようですが、様式の古さなどから、兵庫県では加西市の一乗寺三重塔(国宝)に次ぐ古塔であることはまず間違いがないようです。

   

建立後もたびたび大規模な改修を受け、昭和30年にも大修理を行い、後補材がかなり多く見受けられますが、小ぶりながらバランスの取れた姿が美しい塔です。 上の画像をクリックすると、より大きな画像に展開します。

 
 
 
 

如意寺・文殊堂(もんじゅどう)

仁寿元年(851)に建立されたとされる文殊堂です。 懸造様(かけづくりよう)の高床(たかゆか)を持つ建物で、内部の厨子に聖僧文殊(しょうそうもんじゅ)を安置する。

如意寺・文殊堂(重要文化財)

 
 
 
 

如意寺・阿弥陀堂(常行堂・重要文化財)

如意寺の常行堂でもある阿弥陀堂は間口3間、奥行3間、単層、入母屋造り、とち葺き形銅板葺きの建物です。鎌倉時代の初期に建てられたと推察され、正面は全面蔀戸としています。天台宗の常行三昧(じょうぎょうざんまい)という重要な修行のための堂宇で、内部には本尊の阿弥陀如来を安置しています。

如意寺・阿弥陀堂(重要文化財)

 
 
 
 

如意寺と沢山オーブ

おかちゃんが、平成27年の5月14日この日は午後1時ごろから急に雲って来て、雨がふりだしましたが午前10時ごろに訪れたときは、五月晴れの日とてもよく晴れておりました。 

三重の塔を写真にとって、見たところ、なにやら塔の前に白いモヤのようなものが写っておりましたので、これをよく見てみると、丸い「マンダラ模様」。 どうやら、この如意寺におられる、意識体の 皆様のようです。

今も如意寺を守っている存在たち(オーブ)

 
 
 
 

如意寺へのアクセス:

  • 神戸市営地下鉄・西神山手線 西神南駅下車、徒歩約20分

  • 神戸市営地下鉄西神・山手線 西神中央駅から神姫バス13系統「明石駅」行きで13分、「谷口」下車、徒歩12分

  • JR神戸線および山陽電鉄 明石駅から神姫バス13系統「寺谷」行きで19分、「谷口」下車、徒歩12分

 
 

 

 

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平成27年5月22日 更新

 
 
 

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